インターネットの功罪 例えば本屋

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REGINA LOCUSは主にネットで化粧品を販売しています。

ネットで物を売る時代は一昔前は「来ないだろう」と思っていました。

まだ今から15年前くらいの話ですね。

ISDNでダイアルアップしてからネットに接続する時代でした。

メールもまだ一般的ではない、FAX全盛の時代でしたね。

 

インターネットのおかげで、私たちのような小さな会社も

大手と同等に勝負ができる時代になりました。

例えば、家族経営の小さな会社でも質にこだわって本当に良いものを作っている会社もあります。

 

しかし、往々にして質にこだわると無名にならざるを得ないということがあります。

なぜなら質の良いものを作ろうとすれば、絶対にコストはかかります。

100%のうち、50%を原材料にかけ、30%を人件費、10%をその他販売管理費、10%をその他雑費など

とすれば、絶対に広告やPR活動ができないからです。

 

仕事柄、広告をバンバン出している企業の商品はあまり買わないようにしています。

化粧品では5%原材料、30%人件費、10%その他販売管理費、10%その他雑費等、45%広告費

ということが普通にあります。

むしろ、化粧品業界での広告費比率はもっと高い場合があります。

 

それは、原材料を安くする他に方法はありません。

人件費を安くすると、働いている方がキレます。

販売管理費はおよそ毎年同じでなかなか削ることができません。

 

というカラクリもあります。某有名ブランドの商品はどう見ても販売価格の5%程度の原材料だろう

と思うこともありますが、それはそれぞれの会社の方針なので

私が非難することではありません。

ただ、それにより「効かないものが氾濫して、エイジングケア全体の信用がなくなる」

ということについては、怒りを感じることもあります。

 

さて、

ネットで販売していますが、ネットでは販売できないものもありますね。

私は「化粧品」もその分類に入るかと思っていました。

しかし、幸い多くのお客様に恵まれ、「一度使ったら二度と他のものは使えない」

という温かいメッセージもたくさん頂きます。

有名ブランドのように店頭で試して、その後ネットで買うということが

REGINA LOCUSの場合できないからですね。

それにも関わらず、多くのお客様に購入いただいているということは

信用して頂いているということであり、

私はそれを絶対に裏切ってはいけないと考えています。

 

私なりの方法は

お客様に電話をかけまくることでもなく、無駄に多くのコミュニケーションをとるということでもなく

(最近のマーケティング手法で、SNSを使った双方向コミュニケーションマーケティングなるものがありますが、それは手段であって目的ではないと思っています)

ウチは、とにかく他社が現実的に、原価率的に(数学的に)絶対できない、超高コストパフォーマンス商品を作ることだと思っています。

 

本題ですが、ネットが普及したことによって、

本屋が少なくなりましたね。

Amazonが大きく影響しているかと思いますが、

個人的に本を読むのは好きなのですが(ちなみに紙派です、どうにもKindleなどは馴染めないですね。。。)

最近、大型の本屋がなくなったせいか、または、在庫量をかなり少なくしているせいか、

昔のようにふらっと本屋に行って気に入った小説を見つけるということをしなくなりました。

 

それぞれの作家の醸し出す文章の雰囲気というのが、

小説の醍醐味だと思うのですが、

それが、ネット上では判断できない(手にとって流し読みできないので)

というところがちょっと不便で残念だと思います。

 

ベストセラーの棚に並んでいるものだけを読むのも

何かつまらない。

やはり、自分で好きな本の発掘をするのが面白いと思うのですが

ネット上ではなかなかそういうことができないのも寂しい気がします。

 

例えば、タイトルがわかっていれば

それを探すのはネットの方が遥かに容易いですね。

そして、店舗に行って「売り切れ」というのがないということが

最大のメリットです。

 

何かいい小説はないかなぁと

自分で探す場合は

ネットでは難しいかと思います。

 

専門書の場合でも、内容の良し悪しはやはり自分でページを開いて見なければわかりません。

本屋というのは、やはり店舗であってほしい気もします。

本屋が完全にネットショップに移行するのは不可能であるような気もしますね。

 

冒頭で述べた、小さな企業でも、小資本でも「良いもの」を作れば公平に勝負ができる。

と申しましたが、

全ての小さな企業、個人が「良いもの」と作っているわけではない

「良いもの」も「まがい物」もホームページの見せ方や

キャッチコピーや文言で

公平に良いものに見えてしまうということも

往々にしてあります。

それはインターネットの功罪と言うべきでしょうか。

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