オーガニックコスメを断念

JUGEMテーマ:アンチエイジング

 

ちょっと前から、勤々とオーガニックコスメができるかどうか?

について試作をしながら、商品化としての検討をしていました。

 

きっかけはフランスの友人から色々とオーガニックコスメがいいだの何だのかんだの、云々と言われたので

重い腰をあげ(オーガニック懐疑派なので)一応、検討してみましょうということでした。

しかし、彼らはミーハーだなぁと思いますね。

 

フランスではこんなのが人気だよ〜というような商品を見せてもらったり

シャンプーでも固形シャンプー、

(界面活性剤とか防腐剤とかが入っていないからという理由らしい)

など。

 

まさに、木を見て森も見ず。という言葉がふさわしい。

 

そもそもヨーロッパの人間が毎日風呂に入るようになったのは

現代になってからです。

今でも、一週間に一度しか風呂に入らない(シャワー)奴もいるんだとか。

友人談。

 

記憶では、17世紀だったかな〜

パリの法律で

「窓から糞尿を捨てすべからず」

という法律が大マジで公布施行されていて、

確か、その法律の効果は全くなかったので

その100年後にナポレオン時代に

再度

「窓から糞尿を捨てるべからず」

という法律が公布施行されているらしい。

 

友人曰く、パリの地下鉄は糞尿の匂いがたまらんのよ。

とにかく汚い、臭い。

 

おぉ、日本人が勝手に持たされているフランスのイメージとは大きく違うなぁ。

まぁそれもフランス政府のイメージ(PR)戦略なんでしょうけど。

 

そこで対処療法的に、

香水やコスメが発展したんだそうな。

ハイヒールも道端に落ちているアレを踏む面積を極力小さくするためだとか、

シルクハットや貴婦人の日傘は上階の窓から無慈悲に投げすれられるアレから身を守るためだとか。。。

 

おぉ、日本は清潔ということに関しては

世界で最も進んだ国だということになる。

 

江戸時代から公衆浴場もあり、入浴の習慣もあった。

なんだかんだ言っても歴史には勝てない。

 

日本の香料メーカーは中世から発達したフランスの香料メーカーには勝てないし、

古代ローマ時代から発達した繊維業はイタリアには到底勝てない。(生地の質)

とすれば、シャンプーやボディーソープ、基礎化粧品に関しては、

日本が進んでいる。実は。

性能や成分、安全性まで圧倒的にトップレベル。

特に安全性に関しては、持ち前の神経質さで世界トップレベル。

 

ということで、日本人である私が、海外の遅れた基礎化粧品を参考にするということは

まずあり得ないのです。

ヨーロッパ(アメリカには行ったことがないので)のシャンプーを使うと

髪の毛が、これでもかというほどパッサパサ。

シャワージェルに至っては、全く汚れが取れている気がしないのに、

肌はガサガサで痒いこと限りなし、という摩訶不思議な代物。

海外の人の肌って強いんだなぁ。。。と思いました。

美容液などは特に何も言葉が見つからないくらい

何も入っていない。

グリセリン系とコラーゲンなど。(およそ2〜3万円クラスでも同様)

 

話がずれました。

そういうことで、フランスの友人からオススメされたオーガニックコスメ。

試作して見ました。

 

まず、一番はじめの仕事は何かというと。

 

オーガニックとは何か?の定義を決めること。

オーガニックコスメの定義はありません。

各社自由です。

言った者勝ちです。

 

まず、「ガチのオーガニック、100%植物由来成分のみで作る」

植物由来というのが曲者なのですが。。。

ウチでは厳密に定義して、植物エキスのみで作る。としました。

 

一応作って見ましたが、

これがまた、なんの変哲も無い普通の保湿液程度のもので

全く効果もなく、

おまけに、植物エキスばかりで逆にかゆみが出てきたり、

(植物エキスを高配合しないのは、アレルギーリスクが極めて高くなるので、あえてウチでは微量添加なのです)

「うーんパンチがないなぁ、どう、何をセールスポイントにしたらいいのかわからないし、

ウチの基本戦略に反する。効かないものは作れない。」

ということで、まぁボツだな。

 

という結論になりました。

 

防腐剤や海面活性剤は安全です。

(そういうキチガイも最近は下火になりましたかな?)

それを敢えて外して、なんの変哲も無いものを作るのは

無駄以外の何物でも無いと考えたからですね。

オーガニックというのは、聞こえはいいですが、

実際には何も変わらない。

人によっては、アレルギーリスクが高くなるだけで

払った価格以上の価値は提供できない。

 

そして、フラーレンを天然成分と定義するか、しないかは

各社の判断にお任せしますと

原料メーカーからは丸投げされましたし。。。

そんなものです。

天然or天然じゃない

オーガニックorオーガニックじゃない

なんて、勝手に各社が決めてるだけ。

 

やはり、主義に反するものは作る気になれない。

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